2月に開催された総会にて「今後、バンコク三田会として慶應義塾に留学中のタイ人塾生をサポートしていこうではないか。」という決議が為されました。総会終了後、帰国が決まっていた及川先輩(71商)より「私がタイ人留学生のお世話を引き受けましょう。」と申し出ていただき、早速、在籍するタイ人留学生とコンタクトする事から始めました。先月、第一回目の交流会と更にその後、イベントが開催されましたので報告いたします。
5月13日、東京・渋谷にて日吉、矢上に在籍するタイ人留学生8名と、在東京の元バンコク三田会会員5名による交流会が開催されました。自己紹介から始まり、留学生の近況、就職先や暮らの中でのお悩み相談から、懐かしいタイの話まで豊富な話題で大いに盛り上がりました。話題は5月末の東京六大学野球早慶戦に及び、早慶戦どころか野球も見たことがないタイ人留学生から是非、観戦したいとの声が上がりました。早稲田に連勝すれば優勝という今回の早慶戦、人気も沸騰しチケット入手や団体入場の難しさ等、課題はありましたが5月28日(日)タイ人留学生とバンコク三田会元会員による早慶戦観戦イベントが実現しました。勝利すれば三田までの優勝パレード、というまたとない機会でしたが惜しくも連勝ならず、秋の早慶戦での再開を約束してお別れしました。
タイ人留学生からは「普段はキャンパスとアパートの往復のみ、タイ人同士の交流もなく今回はとても楽しかった。懐かしい母国タイを良く知っている日本の方と話が弾み嬉しかった。今後も是非交流会を続けて欲しい。」といった声があがりました。バンコク三田会総会で上がったアイデアが実現され、良い結果となり、大いに嬉しく思います。
今後は、バンコク三田会東京支部(仮称)を立ち上げるなど会全体でサポートする体制を作っていきたいと考えます。今回、中心になって活躍された及川先輩(東京支部支部長?)や早慶戦観戦をお膳立ていただいた井上先輩(元会員79理工)、タイ人留学生探しに協力くださったK教授、M教授、を始め多くの方に協力いただきました。社中協力に感謝です。
しかし初めて野球を観戦したタイ人留学生へのルール説明、苦労しただろうなぁ・・。